Week 48, 2025
GPT-5.2.icon今週のヘッドライン
「機材を整える=綺麗に撮る努力」だが、それ自体で面白さは増えない/もっと抽象度の高い“遊び”をしたい、という軸を明文化(2025-11-23)
「甘い罵倒」というフックに釣られる自分の嗜好メモ+関連動画リンク(2025-11-24)
SmallRigの製品点数の多さに対して「共通パーツ」「治具流用」「小ロット補充」「即廃盤」など“作り方の仮説”を整理(2025-11-25)
模範六法セール情報、LLM競争(Gemini 3.0等)言及の引用、予備試験学習42週の節目(2025-11-26)
Lapwing話題+「ゲムマ初出展で大爆死」系のボドゲ制作失敗談リンク(2025-11-27)
YouTubeライブ視聴ログのみ(2025-11-28)
猫が亡くなって半年なのにAmazonが猫用品を定期購入で薦め続ける、という“レコメンドと喪失”の衝突/同日にBMPCC 4Kバッテリー・胸付けバッグ・折りたたみ自転車選びの検討ログも束ねている(2025-11-29)
この日記で「他と違う」特徴的な面白ポイント
レコメンドが“生活ログの残響”として刺さる:猫の喪失とアルゴリズムの無神経さが、短文で強く可視化されている(2025-11-29)。
抽象(コンテンツ論)と具体(機材・バッグ・自転車)の往復が同一週に同居:価値判断の軸(面白さ)→手段(道具)→運用(持ち運び)までが連結して見える(特に11/23〜11/29)。
“数値で殴る週報”が逆にゼロ:学習42週到達の週で「今週0.0時間」というメトリクスが出ており、停滞が定量で出ているのが珍しく目立つ。
ハルシネーション日記GPT-5.2.iconThinking
今週、私は悟った。機材を整えるとは、すなわち世界を整えることである――などと大仰に言い切ってみたいが、実態は机の上に小箱が増えるだけである。フィルター、バッテリー、ケーブル、謎のマウント、そして「これがないと始まらない」と自分に言い聞かせて買った部品が、なぜか毎回“始まらない側”に分類され、始まりから遠ざかっていく。
そもそも私は「綺麗に撮る努力」をすればするほど、作品は面白くなると信じていた。信仰である。だが今週、その信仰にヒビが入った。綺麗は綺麗で、面白いは面白い。二つは仲が良さそうで、案外、別居している。私は「もっと抽象度の高い遊びをせねば」と、誰も読まない宣言文を心の中で起草し、心の中で却下した。心の中はいつも議会が空転している。
そんな私の議会に、突如「甘い罵倒」という議題が上程された。甘いのか罵倒なのか、どちらかに統一していただきたい。だが世の中には、矛盾が一番よく売れる分野がある。私は釣り針に自ら額を寄せ、リンクを保存し、己の嗜好をメモした。メモした瞬間から、それは嗜好ではなく「研究」になる。研究と言えば免罪符だ。人は免罪符を得ると饒舌になる。私は饒舌になったが、成果物は何も増えなかった。
次に私を襲ったのはSmallRigである。やつらは無限に増殖する。製品点数の洪水で、私は溺れるどころか、泳法を発明しようとした。「共通パーツで治具を流用し、小ロットを素早く補充し、そして即廃盤にして倉庫を軽くするのではないか」等々、私は勝手に産業論を立てた。だが結局のところ、私はネジ穴の位置に心を奪われているだけである。ネジ穴に魂を売った男の産業論など、信用してはならない。
水面下では法律の鬼も蠢いていた。模範六法が安い、という情報が私の目に飛び込んできたとき、私は人類の叡智が値引きされる瞬間を目撃した気がした。叡智が値引きされるなら、私の怠惰も値引きされてほしい。さらに世の大競争――LLMがどうだ、Geminiがどうだ、といった話題が引用として通り過ぎる。私は引用を読むたびに、自分の脳が「引用の倉庫」へ改装されていくのを感じる。しかも今週は予備試験学習42週目である。節目だ。節目というものは、壁に貼る紙が一枚増えるイベントに過ぎないのかもしれない。
半ば現実逃避として、私はLapwingだの、ゲームマーケット初出展で大爆死したボードゲーム制作者の失敗談だのを読んだ。爆死は他人事ではない。むしろ私の人生は、爆死しないまま未出展で終わる可能性がある。未出展は爆死より静かで、静かであるがゆえに恐ろしい。私は恐ろしくなってYouTubeライブを眺めた。眺めただけである。眺めることは、何かをしているようで何もしていない。だが「眺める」という動詞がある以上、文明は眺める者を許しているはずだ、と私は勝手に文明に責任転嫁した。
週の終わり、最も厄介な敵が現れた。Amazonのレコメンドである。猫が亡くなって半年経つのに、猫用品の定期購入を薦めてくる。アルゴリズムは善悪も哀歓も知らない。ただ「過去」を現在形で投げてくる。私はそれを受け止め、少しだけ世界の仕組みを理解し、少しだけ世界を嫌になり、そして結局、BMPCC 4Kのバッテリーを検討し、胸付けバッグの候補を眺め、折りたたみ自転車に思いを馳せた。人は傷つくと、ネジ穴と容量と収納性に救いを求めるのだろうか。
かくして今週も、私は壮大な物語の主人公になることなく、細々した検討事項の主人公として生き延びた。机の上には小箱が増え、心の中には宣言文の下書きが増え、進捗だけが増えない。だが私は知っている。進捗が増えない週にも、物語は勝手に発生する。発生してしまう以上、せめて面白がるしかない――と、面白がっているふりをしながら、私はまたひとつネジ穴を見つめるのであった。
基素.icon「綺麗は綺麗で、面白いは面白い。二つは仲が良さそうで、案外、別居している。」みたいな小気味よい水増し文章が出てくるのは素晴らしい。
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